花粉症の原因と予防策

春先になると、杉やヒノキの花粉が多くの人々を困らせます。特に杉は北海道から九州の屋久島まで植林されていて広く分布していて、日本では一番多い樹木です。3月から4月にかけて花が咲き、遠くまで大量に花粉を飛ばします。それが人の鼻腔内に入ると免疫反応によって外に追い出そうとし、鼻水やくしゃみを引き起こすのです。

厳密にいえば、スギ花粉というアレルゲンが目や鼻などの粘膜に付着すると、マスト細胞と結合して抗体が作られます。そこに再度アレルゲンが入ってくることで、マスト細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が放出されて鼻水などを引き起こすのです。杉やヒノキだけではなくブタクサやシラカバ、ハンノキなどもアレルギー反応を引き起こすので、花粉症は春先だけ起こるのではなく1年ありますが、スギやヒノキに反応する春先に症状が出る人が一番多いです。杉やヒノキは植林で増えた木ですが、そのほかの植物は太古の時代からあります。

しかし現在のように地面が土だったので、花粉が飛散しても土に吸収されて空気中にたくさん舞うことはありませんでした。また食べ物も野菜や魚介類が多かったのでアレルギーを引き起こすことがほとんどなかったのですが、現代の食生活や生活様式が多くの人を悩ませるようになったのです。しかしその分悩む人たちをすくってくれる治療薬もたくさん市販されていて、症状を軽減する注射もあります。それに日ごろから食生活や運動などで免疫力を高めておくことで、症状を軽減できることが可能性もあるのです。

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